睡眠不足と肥満の関係。
8月18日のポジティブモーニングランにて、トレーナーTakが睡眠不足と肥満の関係について話しました。
ネタ元はShawn Stevenson氏の本 "Sleep Smarter"です。
太り過ぎは内臓と神経系にストレスを与えるために、メラトニン、オキシトシンなどのホルモン生産に影響を与え、睡眠に悪影響を与える。
オーストラリアで行われた実験では、太り過ぎの被験者と健康な被験者の食事後のコルチゾール(ストレスホルモン)の量を測定。
健康な被験者は食後にコルチゾールが5%アップ。
肥満な被験者は食後にコルチゾールが51%アップ!
コルチゾールはインスリン感受性を下げ、血糖値を上げ、化膿を起こしてしまう。そしてなにより、睡眠を妨げる。
どの時間帯に食べても食後はコルチゾールが増える!
夜遅くに食べることがいけないというわけではない。
スリープアプネア(睡眠時無呼吸症候群)
体重が増えるとなりやすい。特に首や胴体の脂肪が増えることによって起こる障害。
アメリカ人の1,800万人がスリープアプネア。
CPAPという呼吸を助ける機械使って寝るしか対応策がない。
睡眠不足が肥満を導く?
睡眠不足の時はレプチンの量ががくっと減る。
レプチンは食欲をコントロールするホルモン。
睡眠不足の時にジャンクフードを食べたくなるのはこのため!
カリフォルニアのバークレー大学の教授が睡眠不足時の脳の様子を観測。(スキャン)
扁桃体と呼ばれる、食欲と深い関連性のある脳の一部でのアクティビティが活発になった。
さらに、前頭皮質と島皮質と呼ばれる、自制心、理性的な決断をつかさどる脳の部分でも活動が低下。
脳がハイジャックされた状態。
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