"I Lived"から学べること。
5月7日に行われた、トレーナーTakによる”ポジティブモーニングラン”では、トレーナーTakがとても大好きな歌、”I Lived" by OneRepublic の歌詞やミュージックビデオを、トレーナーTakが20分のラン中に解説しました。
Cystic Fibrosis (のうほうせいせんいしょう)を抱える、15さいの少年、Bryan Warneckeのストーリーをフューチャリングした、とてもパワフルな歌。
ミュージックビデオの中で、このBryanの幼少期の様子のビデオや、実際に彼にインタビューをしているシーンがある。
この、嚢胞性線維症 (のうほうせいせんいしょう)とは、難病情報センターのウェブサイトによると、
全身の粘膜の塩化物イオン(用語解説参照)の輸送能力が遺伝的に弱いため、生まれて間もない頃から、気管支、消化管、膵管(用語解説参照)などが粘り気の強い分泌液で詰まりやすくなり多様な症状を表す病気です。ほぼ全ての患者さんが。肺炎や気管支炎を繰り返します。2018年5月現在で、登録制度事務局(名古屋大学健康栄養医学研究室)では、全国の40人の患者さんを把握しています。日本では、出生約60万人に1人という稀な病気です。ヨーロッパ人種では出生約3,000人に1人が発症する。Cureは今のところない。トリートメントで症状を抑えたり、肺の中での感染を防ぐことができる。
このBryanも36歳までの人生と告げられている。この寿命に対して、彼は次のようにインタビューに答えている。
ー初めて、寿命のことを知った時はとても怖かった。
でもいまは、自分の人生は36歳までと知っていることが、人生・命、そして今自分が人としている場所、環境に感謝の気持ちを持たせてくれる。
ーぼくは自分の人生をできる限り最高に楽しいものにしたい。そして1番僕が恐れていることは、それができないことだ。
そういった彼の言葉と同時に、彼が本当にアクティブで様々なことにチャレンジしている、そして楽しんでいることがわかるビデオが流れる。小さなころから、三輪車で転んだり、お父さんと海にいってボディーボードしたり、ダンスしたり、池にダイブしたり、アイスホッケーしたり、ロードバイクで長い距離を走ったり。中でもとても心に響くのが、たくさん転んだり、こけたり、してるシーンがいっぱい。これは後ほど紹介する歌詞とシンクロして、ジーンとする。
全ての歌詞を紹介したいが、トレーナーTakが特に1番お気に入りなのは、以下の部分だ。
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Hope that you fall in love
And it hurts so bad
ーどうか君が恋をして、その恋でとても傷つきますように。
The only way you can know
Is give it all you have
ー全てをそそぐことでしか、知ることはできない。
And I hope that you don't suffer
But take the pain
ーどうか君が苦しまないけど、痛みや苦労を引き受けますように。
Hope when the moment comes
You'll say
ーそして、どうかその時がきたら、君がこういいますように。
[Hook]
I, I did it all
I, I did it all
ー全てやった。全てやった。
I owned every second that this world could give
ーこの世界が与えてくれる時間のすべてを、1秒1秒を自分のものにした。
I saw so many places
The things that I did
ーたくさんの場所をみた。そしてたくさんのことをした。
Yeah, with every broken bone
I swear I lived
ーそう、粉々に、ぼろぼろになった骨と、
ぼくは生きた。そう誓う。
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ミュージックビデオの最後のシーンで、Bryanが、OneRepublicのコンサート会場で、大衆と一緒に大声で I Lived 歌うシーンは、何度みても最高だ。
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