ストレスによるプラス効果2:他者との繋がりを深めてくれる。
*トレーナーTakのポジティブモーニング - ストレスの秘密より。
本題に入るまえに、オキシトン、というホルモンについて聞いたことあるだろうか?
人とハグをしたり、家族や恋人、友人と一緒に時を過ごしたり、ペットと触れ合ったり、、そういうことから生産されるホルモンのため、よく”ラブホルモン”と呼ばれる。
このオキシトンがでると、他者への信頼、社交的恐怖心の削減、そして他者に対して優しくなれたり、また、他者が考えていること、他者の気持ちをよく理解できるようになる、といった効果がある。
そしてこういった効果だけではなく、オキシトシンには、私たちを勇気を与えてくれる、といった効果もあるようだ。
このような効果の為に、世の中には、オキシトンスプレー(鼻にさしてシュッシュッと使うやつ)もあるようだ。
でも、みなさんにグッドニュース。このスプレーなくても、しっかりとオキシトシンを生産する方法がある。
なんと私たちの身体は、ストレスがかかると、このオキシトンも生産するのだ。
では、これがどのようにしておこるのか、説明しこう。
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なにかとても災難があり、ストレスのかかった時に、いつもは全く連絡しない家族や友人に連絡したくなった経験はないだろうか?
例えば僕自身の例をあげよう。
5年間くらい海外に住んでいたが、親に連絡をすることは全くなかった。
それは親と仲が悪い、というわけでなく、その海外生活が楽しすぎたからだと思う。親もいつも”連絡がないことはいい知らせ”といって全く気にしていなかった。
そんなある日、バリで生活をしている日のことだった。
いつものようにバイクでジムいっている途中に財布を失くしてしまったのだ。どこを探してもない。
財布をよく失くすで、すごく落ち込み、そしてすごくイライラ、ストレスかかった状態になった。
すると、なぜか、親の声を聞きたくなり、父にラインで電話をしていた。
いつもは滅多に電話なんてしないので、父も嬉しそうだった。
今思い消すと、これはきっとストレスがかかったことで、オキシトンが生産され、親に電話をするという行動に結びついた、という説明がつく。
そしてさらに、このオキシトンにはあまり知られていない健康効果がある。
オキシトンは心血管の健康を促進してくれるようだ!
心臓がオキシトンを吸収すると、心臓の細かいダメージを治癒できるようだ。
よく、ストレスは心臓によくないと聞くが、それは100パーセント正しいわけではないようだ。これは、クレージーな量のアドレナリンが原因でおこる心臓病のことだけのことで、実際ストレスによって生産されたオキシトンは、私たちの心臓も強くしてくれる。