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シングルオリジンの日本茶


1/20の20:00のトレーナーAoiによる、

20分間のお茶ランでは、

シングルオリジンの日本茶について、

ご紹介しました!

シングルオリジンの日本茶は、

英語では、

シングルオリジン=Single Estate と訳します。

最近、コーヒーやチョコレートでも聞くようになったシングルオリジンという言葉が

日本茶でもよく使われるようになってきました。

日本茶でいうシングルオリジンとは、

特定の茶園で摘んだお茶をブレンドせずに一つの品種で仕上げたもののことを指します。

シングルオリジンの日本茶は、今から60年ほど前、日本各地にお茶の品種が次々と発明され、

栽培が始まった頃に作り出すのが可能になりました。

昔はブレンドを行なって味のバランスを整えたお茶が定番とされていたのですが、

2000年を過ぎたあたりから徐々にシングルオリジンでお茶を仕上げる人が増えて来ました。

お茶はその年の気候や茶葉に含まれる成分、水分量の違いによって毎年微妙に味が異なってきます。

ブレンドされたお茶に比べて、品種による味や香りの違い、

また産地によるお茶の特徴がより楽しめるのがシングルオリジンの日本茶の魅力の一つでもあります。

ここまではシングルオリジンとは何かについてお話ししました。

日本茶のほとんどは「やぶきた」何ですが、今回ご紹介したいのは香駿という品種のお茶です。

香りに駿馬の駿で香駿と言います。

今回ご紹介する香駿は口にフローラルな香りと、飲んだ後に残る余韻が特徴的なお茶。

注意深く香りを観察してみると、シナモンのような香りもします。

ビールに例えるならエールのような存在で、苦味もあるため、

苦いのが苦手な人は少し低めの温度で淹れてみると良いです。

逆に香りをより楽しみたいという方はぜひ熱めの温度で淹れてみてください。

お茶の品種を作るには、父親と母親になる品種が必要です。

香駿の場合、

父親かなやみどり…ミルキーな香りと表現されることが多い品種。

フルーティーな鼻に抜けるような爽やかさと柑橘系の香りが特徴。

母親くらさわ…煎茶に使われる他の品種に比べてカテキンが多いため、苦味が強い品種として有名。

という親の組み合わせです。

つまり香駿のフローラルな香りとすっきりした苦味は親由来のものなんです。

大学時代、日本茶研究に力を注いできたトレーナーAoiによる、お茶ランは、

定期的に行なっているので、ぜひスケジュールをチェックしてみてください^^

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