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約120億円の投資金を集めたのに破綻したコールドプレスジュース械ビジネス


今日のビズランで紹介したスタートアップはJuiceroでした。お店だと一杯1000円以上するコールドプレスジュース。様々な家庭用のコールドプレスジューサーが売っていました。でもブレンダーとは違って、人参からジュースをSQUEEZEするにはかなりの力が必要なのです。

トレーナーTakの手でも人参から汁を出すのは難しいです。

なので売られている機械は大きくて、高額で、やっかいでした。そして使った後のクリーニングも大変。

ここでJuiceroの創業者、ダッグはひらめきます。

Steve Jobsと一緒に仕事をした経験があるダッグは思います。Jobsは当時デカくて使いこなすのがとても難しかったメインフレームコンピューターを小さくして誰でも使えるようにした。

僕もこのデカくて使いにくいコールドプレスジューサーを小さくてクリーニングしなくてもいい機械を作るぞ。

会社名はJuicero!


デザイナーであったダッグは素晴らしいジューサーを開発します。

コーヒーメーカーと変わらないコンパクトな機械。

そこに小さく小刻みにした野菜が入った使い捨てのパッケージを入れる。

レトルトカレーみたいなパックです。

ボタンを押すと機械がパックからジュースを絞り出してくれます。

この機械、見た目もとてもかっこいい。

これはとてもいいビジネスモデルにもなります。

お客さんは勝手に野菜を買って機械に入れるのではなく、会社Juiceroから毎週のようにパックを買わないといけません。1パック500円ぐらいなので外で飲むより安い。

最初は富裕層な人をターゲット。毎日一杯1000円するコールドプレスジュースをお店で2度買う人口です。機械を約7万円で売ります。お客さんが増えたら大量生産してもっと安い機械も売ればいい。

投資家たちと交渉したら約120億円の投資金が集まりました。


その後、順調に売れます。

でもある日、同僚がダッグ、このYoutubeのビデオを見ろよ!

そこにはJuiceroのパックを機械を使わないで手でジュースを絞り出している人が写っています。

機械で絞った量と同じだけ、手でも絞れたっていうビデオです。

これがどんどんViralになり、誰も7万円で買いたくなくなったのです。

会社価値はどんどん下り、破綻してしまいます。

Juiceroのケーススタディーから何が学べるのでしょうか?


学びPOINT 1

どの商品やサービスでもハックする人が絶対に出てくる。

ハックとはデザインとは別の方法で商品を使うことです。

商品をデザインしたら、これをどうハックされるか。どう別の方法で使われるかを考えないといけません。

これが上手いのがおもちゃメーカーです。

矢が出るライフルガンを作ったら、口の中で打つ人はいないだろうか?矢の先っちょにあるきゅうばんを外して打ったらどうなるだろうか?


学びPOINT 2

Juiceroのケーススタディーから何が学べるもう一つのポイントはすでに存在するビジネスモデルを使って別のビジネスを始める方法。プリンターとプリンターインクのモデル。機械を安く売って、中身のインクを高額で定期的に売る。

他にもこのようなビジネスモデル考えられますか?

以前ビズランで紹介したJUUL、Vapeタバコも同じですね。

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