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ストレスによるプラス効果1:チャレンジングなシチュエーションに備えさせてくれる。



火事場の馬鹿力という言葉がある。

ー《火事のときに、自分にはあると思えない大きな力を出して重い物を持ち出したりすることから》切迫した状況に置かれると、普段には想像できないような力を無意識に出すことのたとえ。

実はこれ、ただのことわざ止まりではないようだ。

アメリカのオレゴン州で、2人の10代の女の子が、1,300kgのトラックの下に下敷きになった父親を助けるために、このトラックを持ち上げた、という話がある。

このような話は珍しいことではなく、火事場の馬鹿力が実現したというレポートがたくさんのところに残っている。

この少女たちも、どうやって自分がこのトラックを持ち上げたのか全くわからない。でもできた。というように、人間の身体は凄まじいストレス下に置かれると、不可能を可能にするような行動ができる。

このようなストレスがかかった状況におかれると、私たちの身体の交感神経系は、できるだけ効率よく、この状況を乗り越えるためのエナジーを生産するように、全身に指示を出す。

肝臓は脂肪と糖分を燃料として使うために、血流に流し、もっともっと酸素を心臓にとどけるために、呼吸は深くなり、脳や筋肉に酸素や脂肪、糖を伝達するために、あなたの心臓の鼓動も速くなる。ストレスホルモンのコルチゾールやアドレナリンがでてくることで、こういったエナジーを効率よく使うようにしてくれる。さらに目の瞳が大きくなり光をもっととりいれるようになったり、聴覚もするどくなり、脳は入ってくる情報をもっと速く分析するようになる。

これに関して思い出すのが、大学生のころに受けた、英語のTESOLの試験での経験。

交換留学生に応募するのに、TESOLでのある一定のスコアが必要とされた。この試験でいい結果をださなかれば、交換留学生になれない、いい結果をださないといけない、そういったプレッシャーのせいか、前夜に全く眠れず、テストを迎えることとなった。

睡眠不足での身体へのストレス、さらに緊張という精神へのストレスの中、テストが始まった。すると不思議なことに、今まで以上にテストに集中できた。そして終わってみれば、今までベストのスコアを出したのだ。

また、ストレスがかかると、エンドルフィン、ドーパミン、アドレナリン、テステトロンといったホルモンも放出される。こういったホルモンは私たちのムードをよくしてくれることから、ハッピーホルモンともいわれ、こういったストレスのかかったシチュエーションを気持ちいいと感じられたり、楽しめるようにもなったりする。

これで思い出すのが、バンジージャンプ。ジャンプするまえのあの感覚は言葉にできない。恐怖というストレスがかかっているけど、どこか気持ちがいい、、そして癖になる。

*トレーナーTakの好きな本、"The Upside of Stress"からの内容です。


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